「バカは必要努力量を見誤る」イケハヤさんに同感。美大生、成功する人はごく一部だから厳しい世界だよ。というのはどの世界でも同じ。普通。て話
「バカは必要努力量を見誤る」
イケハヤさんの言葉。
全く同感です。
私、浪人しましたが絵が好きで一応希望したそれなりの美術大学に入学できまして大学で学んだことで仕事をさせて頂いてご飯を食べさせて頂いております。
わたしが入学した美大の科は当時、合格倍率が14倍位でした。
それで入学して絵の実技授業の初日、クラスの皆で自己紹介し終わった後に主任教授がしてくれた話が以下のようなお話。
君達は全員が生まれたときからずーっと学校で一番絵を描くのが上手くて今までそれが当然でジュニアの賞とか取ってきて常に学校で一番絵が上手くて生きてきたでしょ?
そんな人ばかりが全国から集まって競って高い倍率を勝ち抜いていい美術大学に入れた。今夢一杯で将来が薔薇色のような気分だと思う。
わかるよ、でもそんな最中に悪いんだけど最初に現実的な話をしなきゃならない。
生まれたときからずっとそんな競争を勝ち抜いて生きてきた君達、目標の大学に入って将来自分がどれだけ大物になれるだろうと皆が夢見ていることだろう。
でもね、これだけ才能のある人達の中で勝ち抜いてきた君達だけどこの中から世に出て活躍したなんて認識される人は出てこないんだよ。
この年度全員から一人でもスターが出たらその年は上々。
一人もいなくて当たり前、二人も出たらその年は当たり年。
そんな世界です。
多くの人は浪人して目標にしてた大学に入れて達成感と充実感があるでしょう。
でもまだスタート地点に立っただけ。
それが現実です。
頑張っていきましょう。
そんなお話をして頂きました。
それを聞いて私はどう思ったか。
そりゃそうでしょうねえ、という感想を持ちました。
全部同じだと思うんですよ。
絵の世界でもデザイナーでもスポーツでも音楽でもユーチューバーでもタレントでもお笑いでもアイドルでも。
エンタメやスポーツ、それに類する業界の全プレイヤーの人口でピラミッドを作ったらそれでギリギリご飯を食べられるのは5%未満。
恵まれた生活出来る人は1%を遥かに切る。
好きなことでご飯食べるなんてどの分野でもそんなものだと思います。
イケハヤさんによればユーチューブで食べていけてる日本人は上位2000人程度。
丁度プロサッカー選手と同じだそうです。
自分がサッカーをしていてサッカーだけで食べていきたいなら上位2000人に是が非でも入る努力が出来るか?という話ですね。
ユーチューバーって楽そうだなあって一般的イメージでも大概の職業はそんなに変わらないということ。
私は絵であればそれ位努力出来る自信はあります。
もっと狭い門に入りたいと思う位ですね。
だからね、今後ユーチューブの世界は厳しくなっていくだとか何か別の業界に移っても厳しい世界だ、最近の言葉でいえばあの分野はもうレッドオーシャンだ、なんて聞いても何とも思わない。
どの世界もそれが普通だから。
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