トリッカーズ サイドゴアブーツ ヘンリー 感想 敢えて初めからサイドゴアを買う。靴紐めんどい、日本人だからこそ。
英国王室御用達、職人一人がはじめから完成まで責任を持って作る靴好きな人には有名なイギリスのトリッカーズの革靴。
質実剛健、とても丈夫な一生もの。
結構なお値段ですから普通はベーシックな靴紐の靴、ブーツをまず買うと思うんですよ。
私も編み上げのブーツがカッコいいなと思いました。
エイコンというのですが独特の艶があるキャメル色。
たまらないんですよ、カッコいいんですよ!
で、物欲が物凄く沸いてしまったんですが、まあ面倒くさがりである私。
もう先が読めたんですね。
編み上げのブーツ、靴紐が面倒くさくなって履かなくなるなと。
日本人は靴を脱いで生活する民族です。
朝出かけるとき帰ってきた時、座敷のお店に行くとき帰るとき、間違いなく面倒くさくなるだろうとふみました。
でもカッコいいんだよなあ、でもたぶん履かなくなるのは目に見えてるしなあ。
革靴マニアの人はブロガーでもユーチューバーでもたくさんいますがでも正直毎回靴紐ほどいて結ぶの面倒くさいんだよねって言う人は皆無ですね、一人も見たことありません。
私は面倒くさい。
コンバースオールスターのハイカットもゴム靴紐というのが100均で売られるようになるまでなんでわざわざハイカットなんて買うん?面倒くさくない?って思ってました。
今はオールスターハイカット三足あってよく履きます、もちろん全部ゴム紐に変えてます。
そんな私がどうしてもトリッカーズのブーツが欲しくなった。
そこでサイドゴアブーツですよ。
サイドゴアブーツって子供の頃はオッサンくさいデザインだなあと嫌ってました、紐結ぶの面倒だからゴムにしてるんだよね、ダッサ!と子供ながらに思ってたんでしょうねえ。
それが大学生になった頃、友達がジーパンにサイドゴアブーツ合わせてるのを見てガラッと考えか変わりました。
敢えて開き直ってサイドゴア、逆にカッコいい。
しかも紐靴よりなんかドレッシーで独特の色気があるな、と。
な訳で結構サイドゴアブーツが好きなんです。
ただトリッカーズという高くて王道のものを最初からサイドゴアブーツを購入すると言うのは少し迷いました。
トリッカーズのカントリーブーツでサイドゴアブーツをヘンリーと言うらしいですが。
トリッカーズを語ってる人はネットに山ほどいても、サイドゴアブーツをメインで語ってる人は皆無。
そこで、逆にこりゃいいなと。
都心ではオシャレな人も多いですから王道の編み上げは被ることもあるでしょう。
ヘンリーはサイドゴアの入りかたの形も少し独特なんですよ。
この王道じゃなくちょっとクセのある感じ、いいなと思いました。
買いました、ネットで平行輸入品を。
試し履きに銀座の有名なセレクトショップに行きましたが日本正規品は倍の値段しますからね。
実物でサイズ確認してネットで平行輸入品を買いましたが何の問題もありませんでした。
いやー、カッコいいっす。
テンション上がります。
シューキーパーや靴磨き用品もそろえました、なるべく100均で。
なんせどんな安物のメンテナンス用品を使っても放っておくより靴にとっては1000倍マシというのを靴磨き芸人ユーチューバーの奥野さんの動画で見たので。
履くのも楽しいですが手入れをして大事にするのも楽しいですよ。
私はビジネス着を着ることがないのでデニムに合わせてます。
母親に足元見られるから靴はいいのを良く見えるのを履けと言われてきましたが英国王室御用達ロイヤルワラントの靴を履いてるのは見た目もいいし、とても気持ちがいいですよ。